飲食店に学ぶ!スタジオ・サロンがすべきリピートに繋がる「QSC」とは!?


「QSC」とは、大手飲食店やコンビニなどでも
店舗の評価項目に使用される店舗経営に欠かせない指針のことです。
「Quality:クオリティ」
「Service:サービス」
「Cleanliness:クリンリネス」
この頭文字をとって「QSC」です!
このQSC、実は飲食業界に限らず、
店舗を持っているビジネスであれば「顧客満足度向上」に必要になる項目です。
それぞれについて見てみましょう!
本記事の内容
Quality:クオリティ|QSCってなに!?

Quality(クオリティ)とは、レッスンや施術の品質です。
ここでいう品質は、先生の技術の高さだけではなく、
料金に見合った価値を提供できているかがポイントになってきます。
また継続して来店してもらうためには
「飽きられない」ことも必要です。
そのために何ができるか、考え行動し続ける必要があります。
Service:サービス|QSCってなに!?

Service(サービス)は接客面です。
お客さんとのコミュケーションの中で、いかに良い印象を抱いてもらえるか意識した「接客」が重要となります。
ただレッスンや施術を行うだけでなく、「入店時の対応から退店までのお声かけ」「お店全体の雰囲気」なども含まれます。
お客さんはインストラクター・エステティシャンとしての技術だけでなく、全体の雰囲気や過ごしやすさでも他店と比較していることを忘れてはいけないという視点です!
Cleanliness:クリンリネス|QSCってなに!?

Cleanliness(クリーンリネス)は店舗の清潔さです。
スタジオやサロンの清潔さはもちろん、トイレや受付、客席から見えない裏側までも清潔にしておく衛生管理が重要です。
スタッフの清潔さも含まれますので、身だしなみや髪型、指先の清潔さと除菌も徹底することがお客様の安心感へと繋がります。
見落としがちが「S」「C」
これはどの事業をしている方にも言えることですが、自身の専門分野のことに関して興味関心が高く、技術の向上に前向きな人が多いです。
ただそこに固執してしまい、「技術があればお客は集まる」という誤った理解をしているのでは?と思う人が稀にいます。
そこでぜひチェックしていただきたいのが
「Service:サービス」
「Cleanliness:クリンリネス」
の2つです。
自身がちゃんと顧客目線に立てているか、「また来たい」思えるお店づくりができているかをチェックしてみてください!
「Service:サービス」のチェック項目
1.お客様の来店時に挨拶ができている
2.笑顔で対応できている
3.お見送りができている
4.「ありがとうございました」をはっきり言っている
5.身だしなみが清潔である
6.目を見て話している
7.約束の時間を守れている
8.相手の話を最後まで聞いている
9.素直に謝れる
「Cleanliness:クリンリネス」のチェック項目
★店外★
1.駐車場のゴミ拾い
2.犬走りの清掃(ゴミが落ちていない・ガムが吐き捨てられていない)
3.ゴミ箱の口からゴミがはみ出ていない
4.雨の日以外は傘立てが直してある
5.軒下、看板の裏にクモの巣が張っていない
6.窓が汚れていない
★店内★
1.入口マット清掃
2.教材が生徒にわかりやすく置かれている
3.机が綺麗に掃除されている(消しカスや落書きなどがない)
4.パンフレットや学校案内のチラシの清掃
5.トイレ清掃(フィルターが汚れていない、鏡に水垢がついていない)
6.壁がきれいである
7.床の清掃がきちんと行われている
8.資料の上にほこりが溜まっていない
9.カウンター周辺に関係のないものが置いていない
10.期限切れのPOPやポスターの撤去
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
特に店外の清潔度は一番最初に目に入るため、
お店に入るかどうかの重要な判断材料です。
もしかすると、
ここができていないせいで来店しなかった方もいるかもしれません。
ぜひチェックをつけていただき、
今後に役立てていただけたらと思います。
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