ヨガに「カルテ」は必要か?歴史に学ぶ「カルテ」の重要性

ヨガに「カルテ」は必要か?歴史に学ぶ「カルテ」の重要性
ヨガに「カルテ」は必要か?歴史に学ぶ「カルテ」の重要性

「カルテ」と聞くと、
病院やエステサロンで使われているのを思い浮かべる方も多いかと思います。

一般的に知られている「カルテ」という言葉は、
元々「カード」という意味を表すドイツ語で、診療録のことを言いますが、

ヨガスタジオなどで使うカルテは
『一目でお客様の情報がわかる顧客管理表』と言えるでしょう。

皆さんは、
お客様一人一人の「カルテ」を作成していますか?

・やりとりはメールやLINEに残っている
→「後から振り返ればいい」

・お客様の情報は全て頭の中に入っている
→「今後も自分一人でやっていくから問題ない」

本当にそれで大丈夫でしょうか?

・自分に何かあり、代打で別の人に対応してもらう
・自身がスタジオオーナーになり、顧客対応はスタッフに任せる

こんな時にあると助かるカルテの重要性について

話していきたいと思います。

顧客情報の重要性を理解する

昔の話になりますが、

火事などの緊急事態が起きた際、
商人が最も先に守ったものはお金ではありませんでした。

それは「顧客台帳(カルテ)」です。

商人は顧客台帳の紙を水に溶けないこんにゃくで作った紙を使い、
店が火事になっても
井戸の中に投げれ、顧客台帳を守ったそうです。

ここで問題です。

商人がお金よりも顧客台帳を大切にしていたのは
なぜでしょうか?

それは、

お店がなくなっても、
蔵がなくなっても、

顧客台帳さえあれば、商人として再スタートできる
そのことを知っていたからです。

皆さんが行っているヨガでもそうです。

レッスンに来てくれた方は、
皆さんのレッスンに何かしらの価値を求めて来店し、
価値を感じたから再度来店してくれているのです。

それをしっかり残していますか?
綺麗に管理できていますか?

顧客台帳(カルテ)の価値を改めて理解してみましょう。

カルテがあると助かるシチュエーション

際ほどの話にもありましたが、
カルテは『自身に何かがあったとき』に必要になります。

ヨガ・ピラティスなどのシチュエーションで考えてみましょう。

1.今ある場所が使えなくなった

例えば現在、借りているスタジオが使用できなくなることもあるかもしれません。

そのような場合、
お客様の住所や移動手段などを管理できていると
新しく開催場所を探す際はかなり助かります。

総合的に見て判断できるので、
場所が変わることで来てくれなくなるお客様を減らすことにも繋がります。

2.複数人でレッスンを運営する場合

際ほどの話にもありましたが、
カルテは『何かがあったとき』に必要になります。

例えば、数名で運営しているスクールを運営していた場合に
体調不良で代わりのインストラクターが入っても
お客様の状況や性格などを管理できて(カルテに書いて)いれば、

質を落とさず、レッスンを行うことができます。

3.スタジオオーナーとして運営する場合

自身がインストラクターから離れ、
経営側に回った場合も同じです。

例えば、
いつもだったらチケットを購入してくれるリピーターのお客様が、
今回チケットを購入されなかった際に

「子供が小学生で夏休みに入るとあまり来れなくなるから…」
「看護師だから冬場は忙しくて…」

など、カルテがあれば、お客様に直接会っていなくても
お客様の状況が把握できます。

その状況を踏まえて、インストラクターと連携をとり、
お客様に最適なプランを提供することもできるでしょう。

まとめ

このように病院やサロン(施術系のビジネス)でなくても
お客様のカルテは必要であり、
自分に何かが起きた時に非常に役に立つツールなのです。

ぜひ皆さんも自身のカルテを作り、
自身の顧客台帳を大切にしていきましょう。

参考にスタジオで使用できるカルテの例を
ダウンロード資料として準備しました。

まだ作っていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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